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2012年09月25日

黙行秘抄

黙行秘抄(もっこうひしょう)
上江洲安克著
ボーダーインク発行
A5判ソフトカバー 96ページ 定価1050円(税込)


「泥に塗れて這ひずって/草根を食らって吐きだして/睡るがごとくに突っ伏せば/お国の母が呼んでいる我に翼があるならば/飛んで行きたや古里に/海山越へて降り立てば/何も言わずに目をつむる」(「ニューギニア方面」より)
 山之口貘賞受賞の著者が二冊同時刊行。


●目次
序として

一章 戦闘篇
守り唄/すみれタンポポ節/貨物小唄/ソロモン日暮れ/ニューギニア方面/ビルマ方面/砲兵小唄/迎へて/大和かなし/番外
二章 志篇
天辺小唄/日本里/産屋にて/女房母ちゃん節/倭人の本領/サマワ/今日の日のマーチ/御国空

アメリカンムーンナイト

●著者略歴
上江洲安克(ウエズヤスカツ)
1958年那覇市に生まれる。
著作
『うりずん戦記』(琉球新報社)

●2012年9月9日 発行
  


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2012年09月20日

生物の書

生物の書(なまもののしょ) 上江洲安克著
A5判ソフトカバー 96ページ 定価1050円(税込)
発行 ボーダーインク

「だけどふと立ち止まり/長く延びた腸を見たときに/赤黒く不気味なその陰が/遥か遠くに延びていて/他人より先に悲しんで/他人より深く落ち込んで行く/腸引きずり人生も/確かにそう捨てたものじゃない」(「腸引きずり」)
 山之口貘賞受賞の著者が二冊同時刊行。

●目次
腸引きずり/幸いである/ひかるシャトル/豹刈りですよ/狭間/ガジュマルの灰汁/中津の町に雨よ降れ/朝起きたら目の前にバナナ/坂の上の陽炎/アザミ/雨粒数え/夏忌/極楽お浄土/ナゲキ屋のコヘレト/通りゃんせ/三月十一日/遠き古里/時もある/あすなろ

●著者略歴
上江洲安克(ウエズヤスカツ)
1958年那覇市に生まれる。
著作
『うりずん戦記』(琉球新報社)

●2012年9月9日 発行

  


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2012年09月19日

沖縄社会とその宗教世界

琉球弧叢書28 沖縄社会とその宗教世界―外来宗教・スピリチュアリチィ・地域振興

著者:吉野航一 2011年 北海道大学大学院 博士課程修了(博士・文学)
   2011年以降 琉球大学非常勤講師

定価:定価6,300円(本体6,000円+税)
A5判・上製・376頁

 沖縄社会に外部から持ちこまれた宗教は、多くの場合「沖縄らしからぬ」ものとして研究対象として捉えられることが少なかったといえる。本書はその様な現状に対して「沖縄の宗教世界」のもう一つの側面を明らかにし、これまでの認識を捉え直そうという試みである。そしてこれは沖縄の急速な都市化・経済発展の中での「沖縄らしさ」とは何かを明らかにすることに繋がっていくものである。
 本書では外来宗教がどの様な形で沖縄社会の中に入りこみ、土着化し、定着したのかを事例をもって明らかにすると共に、沖縄の社会変動、米軍基地、移民などとの関連も含めて考察し、更に近年のEMや聖域の観光化との関連にまで分析の枠を拡げている。
 本書を通して沖縄の「今」を考える新しい視角を得ることができるのではないだろうか。

本書で取り扱った主な外来宗教
真宗大谷派真教寺/真宗光明団/立正佼成会沖縄教会/沖縄創価学会/霊波之光教会沖縄支部/沖縄バプテスト連盟/カトリック那覇教区

榕樹書林
  


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2012年08月18日

『読む きんくる!』

『読む きんくる! ウチナーンチュも知らない《沖縄》を伝える』


NHK沖縄「沖縄金曜クルーズ」制作班&津波信一 編 
四六判 ソフトかパー 168頁  定価1470円



沖縄をより深く知るための大人気情報バラエティー番組が本になりました!

NHK沖縄制作の「沖縄金曜クルーズ」は、沖縄の様々なジャンルの話題を取り上げ、「ウチナーンチュもしらない沖縄がわかる」と、沖縄県民に親しまれている人気番組。歌や祭りなどの芸能、基地や戦争、人々の暮らしなど、とても沖縄らしい姿でもありながら、どれ一つとってもそれだけでは沖縄を描いたことになら
ない・・・そんな沖縄の多様な姿が放映されてきました。今回、特に最近放映されたテーマを、あらためて文章化し、VTRを写真したものを織り交ぜて再構成しました。
スペシャル鼎談として、「40年後の「反復帰論」 新川明×上江洌清作(モンゴル800)×津波信一」を収録。

さくっとテレビを見る感覚で読めますが、内容はバラエティに富んでずしっとしています。
夏休みの子どもたちの郷土を調べるといった自由課題にも最適? かも。



読む きんくる! ● 目次

エイサーがつなぐ沖縄の思い 
ウンガミとアンガマ  
あなたの知らない那覇大綱挽  
那覇まちまーい  
沖縄に押し寄せる中国人観光客 
「江戸立」追体験!の旅  
     ●●
ウチナーグチが話せない!?  
沖縄でうつ病患者が急増中! 
宮古の離島で奇跡の介護  
「一粒の種」?命の歌の大合唱?  
      ●●●
幼い命を守りたい ?宮森小学校米軍機墜落事故から半世紀の証言? 
コザ騒動40年?真実を語り始めた人々?  
日米地位協定の壁  
基地返還! ドイツに学べ  
HY「時をこえ」誕生秘話  
  ●●●●
〈復帰〉運動の真実
 沖縄人に人権を 
  【スペシャル鼎談】
 40年後の「反復帰論」
 新川明×上江洌清作(モンゴル800)×津波信一  
   


有限会社 ボーダーインク

  


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2010年04月19日

沖縄県の地理

仲田邦彦:著 / 編集工房 東洋企画:発行
 近年、沖縄の歴史については、多くの書籍が出版されていますが、地理に関して、特に沖縄にこだわって出版された本は過去を振り返っても、そう多くないでしょう。
 三五年前に出された日本地誌とほぼ同等の内容でまとめたこの本は、学習書として誰もが手軽に読めるサイズにし、充実した内容となっています。
 図や写真を多く取り入れわかりやすく説明し、地名や風水についても扱っているのが特徴といえます。
 歴史だけでなく、地理についても深く知りたい、学びたいという方に、うってつけの参考書になること間違いなしです。
B5判/定価1200円
ISBN 978-4-938984-68-7

  


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2010年04月17日

恋するしまうた 恨みのしまうた〈ボーダー新書002〉

仲宗根幸市 著 / ボーダーインク 発行

 〈しまうた〉(民謡)の採集と解明は推理ドラマにも似ている。なぜなら、あるテーマを追いかけ、関連ある情報、資料、証言を集め、一つひとつ積み上げながら謎を解いていくからである。本書は、琉球弧のしまうた探求者である著者が、現地におもむき知り得た様々の謎の解明を名調子でまとめたものである。

定価945円
ISBN 978-4-89982-162-5


  


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2010年04月10日

楽しいウチナーグチ

監修:儀間進
編:沖縄文化社
発行:沖縄文化社

 沖縄方言をまるまる使える人は少なくなってきたが、方言には標準語では表現できないニュアンスがあり、たとえ一言であってもその場の雰囲気をなごやかなものにしてくれる。
 また、方言は沖縄文化の礎であり、芸能・文学・料理・工芸・祭祀など、沖縄固有の文化を伝承するうえで必要不可欠。沖縄方言が受け継がれる意味は大きい。
 本書は、日常会話に一言でもウチナーグチをとの願いから生まれた。したがって、知っていると便利な決まり文句をできるだけ紹介した。うろ覚えの方言もきっと思い出せることと思う。
 方言の衰退が危惧されて久しいが、近年は保存や普及のための様々な取り組みがなされ、「しまくとぅばの日」も制定された。これを機に沖縄方言を取り戻していきたいものである。
B6判/定価999円(税込)
ISBN 978-4-902412-16-1

  


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2009年09月03日

ponpon(ポンポン)おきなわマタニティ&子育てお役立ちブック

ボーダーインク発行

 うちなー妊婦さん必読!「どこの病院で生もうか」「ベビー用品はどこで買えばいいの?」「妊婦でも楽しめるスポーツやマッサージは?」。そんな疑問に、地元目線でお答えします。県内四十七カ所の産婦人科・助産院の情報、戌の日参りができる神社、宅配や家事・育児サポートなど情報多数。医療的な知識を必要とする部分は助産師が執筆しています。
ISBN978-4-89982-164-9
定価一四七〇円(税込)



  


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2009年08月01日

イリオモテのターザン

水田耕平:著 / 南山舎:発行

 都会生活に疲れた定年間近の教師の「私」は、息苦しい社会で「心の満足」について自問自答を繰り返す日々。西表島の自然の中で独り暮らす「ターザン」と呼ばれる老人のことを知り、夏のある日、突然、西表島へ行くことを思い立つ。島の奥深くに生きるターザンこと「恵勇爺」は、自らが必要とする分だけの食材を自然に求め、不必要なものは一切持たず、欲張らず、自然の脅威を熟知し、生きるための知恵を持ち、感謝のうちに自然と一体となって暮らしていた。「無為自然」に生きる現代の老子の姿がそこにあった。
 生きる喜びを得る考え方と方法を、西表島の山奥で、一人の老人から教わり、躍動していく心の過程を綴った感動のドキュメント。心に響く南の島の「幸福論」。

B6判/424ページ
1995円(本体価格1900円+消費税)
ISBN4-901427-18-0
  


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2009年07月04日

詩集 風と光のエピタフ

前田よし子:著 / ボーダーインク:発行

 「四十年前の冬 たった一輪だけ桜の花が咲いた―」(表題作「風と光のエピタフ」より)。国頭村出身の著者がつづる詩は愛情にあふれ、はかなく、せつない。少女時代の記憶、両親や孫たちへの思い、愛車への感謝、亡き夫へのレクイエム。<生命のきらめき>に満ちた二十四編。
A5横判ハードカバー/定価1575円(税込)
ISBN978-4-89982-156-4
  


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2009年07月04日

地球日記 ハロー・アゲイン

JICA沖縄:編 / 沖縄タイムス社:発行

 現在も好評連載中の企画の単行本化第2弾です。
 ボランティアとして派遣された若者たちが、素直な筆致でその国の実情をつづり、現地の風景や人々を収めた写真を掲載。JICAの活動もまとめています。

A5判・178ページ
定価1600円(税込み)
  


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2009年07月03日

よくわかる沖縄のお墓 つくり方・選び方

供養なんでも相談所「一球さん」
金城 一:著 / ボーダーインク:発行

 「今年はユンヂチです」というコマーシャルがラジオから聞こえて来る 今年。沖縄ではユンヂチ(閏月)の年に仏壇やお墓を新しくするといい という話があるように、沖縄独特のお墓事情があります。本書は沖縄で 初めての「お墓建立」のお助け本です。著者は実際にお墓のコンサルタ ントとしてさまざまな相談に対応しており、お墓は建てる時期から墓地の種類やお墓の値段、お墓の材料、デザインなど意外に知られていない 沖縄墓事情を紹介。
 お墓建立は一生に一度の大きな事業でもあり、じっくり悔いのないお墓を建てたいものです。そのためにも、これからお墓をつくろうと思っている方に是非読んでいただき、参考にしていただきたい一冊です。

ISBN4-89982-157-1
定価 1050円(税込)
ボーダーインク
  


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2009年07月03日

ウチナーンチュのための歩数記録表


編集工房 東洋企画:発行
県内で健康運動指導士として活躍する津波古浩乃さんが、肥満日本一のウチナーンチュのために発行する歩数記録表は、やせることだけが目的ではなく、いかに健康でいられるかを考えて作られている。本土と沖縄では生活環境が違うのだから、ウチナーンチュのための健康法がなければならないという津波古さんの健康運動指導士としての経験からうまれたもの。「死ぬまで健康でいたい」というのは誰もが願うこと。高齢化社会である今こそず~っと元気でいるために、浩乃先生と一緒に沖縄一周制覇目指して頑張りましょう!
A4判/22ページ(中綴じ)
525円(税込)
  


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2009年06月22日

ポストカードブック OKINAWAN FLOWERS

北島清隆:写真/ボーダーインク:発行

 「やすらぎの沖縄」シリーズの第四弾! 沖縄の色鮮やかな花の写真 32枚を集めた写真集としても楽しめ、一枚一枚切り離せばポストカードとしてもご利用できます。いわゆる植物図鑑とは違った表情を見せる南国の花たち。
 ハイビスカスやブーゲンビリア、赤瓦とサルスベリ、神秘的なサガリバナ、清楚なプルメリア、銀色に輝くサトウキビの花、一番桜のヒカンザクラ,デイゴの大木などなど魅力的な花の写真がいっぱい。どれも誰かに送りたくなる一枚です。

A6判/32枚
ISBN4-89982-154-0
定価1260円(税込)
  


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2009年06月20日

The Mermaid and the Great Tsunami 人魚と大津波のはなし


:芳澤史子、絵:磯崎主佳、校閲:Yvonne Lambert / 発行:沖縄時事出版

 1771(明和8)年、八重山・宮古諸島をおそった大津波「明和の大津波」をモチーフに、芳澤史子(元高校英語教師)の文と磯崎主佳のイラストで絵本化しました。
 心やさしく正直な若い漁師たちと人魚とのこころあたたまるものがたりを、平易な英文とその訳文で表現し、そして、海や空、津波など一つひとつのシーンに描かれた磯崎主佳の時にはやさしく、時には強く、そして奥行きのあるイラストが『首里の王さまがおさめていた古きよき沖縄』の時代を彷彿させてくれます。
 海外在住の日本人、国内在住の外国人へのプレゼントにいかがでしょうか。

B5判/定価1500円(税込)
ISBN978-4-903042-17-6

  


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2009年06月17日

奄美自立論

喜山荘一:著/南方新社:発行

 1609年、奄美は薩摩島津軍に侵略され、植民地化された。2009年の今年は、それからちょうど400年にあたる。
 現在に至るまで、奄美は琉球ではない、大和でもない、と二重に疎外されてきた。
 本書は「二重の疎外」の構造と由来を追い、それをどのように克服するかを、各地で出自を隠すように生きてきた六〇万奄美同胞に提起する。
 同時に、国内植民地としての奄美の現実を広く明らかにする。
四六判/定価2、100円(税込)
ISBN978-4-86124-157-4
  


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2009年03月10日

聞き書き・島の生活誌



1『野山がコンビニ 沖縄島のくらし』 当山昌直・安渓遊地 編
2『ソテツは恩人 奄美のくらし』 盛口満・安渓貴子 編


 戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承とくらしの知恵を聞き書きでま とめたブックレットシリーズ。
 1は沖縄島で自然と関わってくらしてきた普通の人の営みの記録。タイトルは「昔は野山がコンビニだった」という昔の生活を表現した言葉から生まれたもの。確かに必要なものは皆野山にあり、野山のものを活用し、用に充てていた。そんな時代の知恵を学び直そうというもの。
 2は奄美の自然に根ざした村々のくらしについて奄美大島と請島、加計呂麻島での計8か所の聞き書き。畑作と稲作についての話、島の自然が変貌して行くようす、炭焼きの話、海人の話、くらしの中でソテツがいかに重要で、どのように食べられていたかなど、忘れてはいけない自然と人間の関わりが淡々と語られている。



A5判/定価各1050円
1:ISBN4-89982-152-6
2:ISBN4-89982-153-3

ボーダーインク

サイトは↓
http://www.borderink.com/


  


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2009年03月06日

伊是名カエの沖縄発簡単レシピ


伊是名カエ 著 / 編集工房 東洋企画 発行

 沖縄県民の台所を預かるかたがた、御苦労さまです。毎日夕方になると、今晩は何を食べようか、マンネリしてしまうんだよねー、あれが残っているけどメニューが思いつかない、どうせ作っても子どもは食べてくれないんだよなーなどな どいろんなことが頭をよぎって、料理作りに悩むことでしょう。
 そんな毎日の献立づくりに強い味方の本が登場しました。
 この本のすごいところは、1年中比較的安価で手に入りやすい冬瓜、 キャベツ、玉ねぎ、にんじん、大根、トマトの6種類をメインの野菜としてバリエーション豊かにメニュー展開していること。
 おまけに冷蔵庫に置き去りになっている調味料たちを根こそぎ退治(いや、消費)してくれるメニューもたっぷり。
 一章ではなぜ料理と仲良くなれないのかと銘打って、その理由と解決 法のヒントを紹介。Arrange,Quickly,Vegetables,Healthy,Ideaの5つのキーワードが入っていてそのキーワードにあったレシピを探すこともできる。
 2章では具体的な料理展開とかなり充実した内容。どれも簡単に作れておいしそう。
 これなら一人暮らしをしたばかりの若い人や料理初心者、もちろんマンネリで困っている人に必読の書になるでしょう。
 著者の伊是名カエさんは首里にあるビバーチェで料理教室やボディデ ザインの教室を担当していて、併設のカフェではランチはカエさんプロデュースのメ ニューもあるとか。
 沖縄料理本はたくさんあるけど、実際に沖縄に住んでいる普通の人のための料理本って今までなかった気がするわけ。
 使える料理本で腕をみがいてみてはいかがでしょう。

A5判/定価 一〇〇〇円(税込)
ISBN978-4-938984-61-8


  


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2009年03月04日

家族で行きたいおいしいお店


沖縄子育て情報うぃず責任編集
編集工房 東洋企画 発行

 県内のNPO沖縄子育て情報うぃずが編集、取材を手がけて作っ た「子連れで食べに行ける店」の本。
 なんといってもその着眼点、取材の細かさがすごい。
 たとえば店ひとつ紹介するのに座敷、ベビーカーが通れる、座席の形 状、子ども椅子の有無はもちろんテーブル用か座敷用かの区別、おむつ替えのできる トイレ、店内禁煙、庭やテラス席の有無、子どもに食べやすいメニューなど、外食のときに子連れが必要な要素をすべて盛り込んでいるといっても過言ではない。
 さらにすごいのは、0~1歳、1~3歳などこまかい年齢に適した店かどうかチェックをしているのだ。たとえば、0~1歳に適しているのは座敷やベビーカーが使える、子ども椅子があるなどの店が該当している。
 そのあたりは実際の子育て当事者の実感が込められている。
 この本を手にできた小さい子どもをもつお母さんはかなり助かると思う。
 と同時に子連れのマナーについて何度かふれられている。情報をもとにでかけていく親御さんたちのモラルはぜひお願いしたいと思う。
 掲載された店へ配慮は、「子どもにやさしい沖縄」の評判をさらにあげることにつながるだろう。
 こういう形の子育て支援もあるのだと改めて考えさせられる本である。

A5判/定価 一〇〇〇円(税込)
ISBN978-4-938984-60-1


東洋企画印刷のサイト内での紹介は↓
http://www.toyo-plan.co.jp/news/2009/01/post_10.html  


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2009年01月06日

「アメとムチ」の構図─普天間移設の内幕


渡辺豪:著
沖縄タイムス社:発行

 普天間基地移設の交渉と実務に関わる当事者たちへの綿密な取材をもとに、問題の背景までを押さえて描かれたノンフィクション。
 防衛施設庁(当時)の強硬な姿勢と巧妙な懐柔策。大臣と知事、市長らの駆け引き、そして米国の思惑と介入、など圧倒的な筆致で迫ります。
 また、この10年間の動きを略年表でまとめ、語句解説も付していますので、普天間移設問題のテキストとしても活用できるでしょう。
 「沖縄の優れたノンフィクション」(作家・佐藤優氏)など、多くの評者から絶賛を受け、好評発売中です。
新書判/定価1,000円(税込)
ISBN978-4-87127-189-9






沖縄タイムス社の出版案内は
    ↓
http://www.okinawatimes.co.jp/pub/
  


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