2007年08月10日
おきなわ堂オープン
チラシ(右写真)にあるように、郷土書限定の書店である。県産本(県内雑誌の発行も含む)の割合は7割程度といったところだろうか。その他CD、DVDも置いてあり、入口からまず見えてくるのは三線だったりする。
面白かったのは、古本も取り扱っていることだ。店の3割以上のスペースを占めている(今後も沖縄関係書の買取をしていくようだ)。古書店が新刊書を取り扱っている例はある。当然古本が圧倒的に分量がある。今度のおきなわ堂のようなバランスの書店は珍しいのではないか。そういう意味では注目。
ここ数年、大型書店の開店が続いた(その一方で小さな「町の書店」の苦労は続く)。店によっては郷土本に多くのスペースを割いてくれているところもある。今のところ、おきなわ堂くらいのスペースを郷土本に割く書店はないが、競争は避けられまい。
あえて専門店として勝負するからには、今後の品揃えが重要だろう。なにせ単行本だけで400点以上が発行される郷土(沖縄)本である。この夏にもどんどん出てくるだろう。ほとんど自費出版のような小部数の本まで揃えられるか。「沖縄の本は全部ある」というくらいになれば、僕としても嬉しいし、いろいろ利用すると思う。
近くにはDVDやCDのレンタルも併設している某書店もある。その点も踏まえて注目だろう。
住所や連絡先などは↓
那覇市首里石嶺町4-317
電話098-884-5181
googleマップ
http://maps.google.co.jp/maps?q=%E9%82%A3%E8%A6%87%E5%B8%82%E9%A6%96%E9%87%8C%E7%9F%B3%E5%B6%BA%E7%94%BA4-317
Posted by 沖縄県産本ネットワーク at 12:40│Comments(1)
│事務局長Tの腕まくり日記
この記事へのコメント
「新城貞夫歌集Ⅱ」ありますか?
Posted by 松島 淨 at 2011年12月04日 06:07